MIXJAM*ミシンでKO

「ハンドメイドの布雑貨*MIXJAM」の店長TOKOが、新作情報・製作の様子・日々のあれこれについて、お伝えしています。

「ハンドメイドの布雑貨*MIXJAM」の店長TOKOが、新作情報 製作の様子 7歳の息子の子育てに奮闘する、日々のあれこれについて、お伝えしています。

2006年02月

お久しぶりの手作り基礎講座です。
今回からは、あると便利な道具の話です。

洋裁を始めるのにあたってネックとなるのが
「道具と場所がたくさん要る」
ということだと思います。
ミシン、という大きな機械に始まって、こまかな道具は集めだしたらきりがないほどたくさんあります。
全部そろえなければできない、というわけではありませんが、あると仕事のはかどり方も出来上がりも違う、というものもたくさんあります。
ミックスジャムでも愛用している便利な道具をご紹介していきます。お買い物の際に、参考にしていただければ幸いです。

今回は定規編です。
2-28-1きれいな出来上がりの条件に「まっすぐ縫えている」というものがあります。
直線がまっすぐ縫えるためには、まっすぐに裁断し、まっすぐに縫い代を折ることが必要です。

その助けになるのが、50cmの方眼定規(写真上)とアイロン定規です。
定規は1m・50cm・20cmの3種類があるとよいと思うのですが、なかでもこの50cmの方眼定規は重宝です。
5mm刻みの方眼なので、縫い代を1cmつける、なんてときにぱっと定規をあててしゅっと線をひけば正確に縫い代をつけることができます。
おすすめです。

2-28-3次に、縫い代をアイロンで折るときには、このアイロン定規。
これは耐熱の素材なので、直接アイロンをあてることができます。
この定規を布のはさんで、定規のメモリに合わせて布を折ってアイロンで押さえると一定の幅で正確に折ることができます。
これは便利!

50cmの方眼定規が1400円くらい、アイロン定規は600円くらいだったと思います。


実は、私と師匠は道具好きです。
あれもこれも・・・というわけではないのですが、おもしろいものを見つけると、つい使ってみたくなります。
仕事に反映していればいいのですが・・・・・。

ミックスジャムの仕事部屋はとても小さいので、私と師匠はいつもお互いの領土の侵犯を警戒しながら仕事をしています。
なので、どちらかが留守で仕事部屋を一人で使える、という状況にはけっこうときめくものがあるのです。
机使い放題!ミシンよりどりみどり!

私が2日間のお休みをいただいて、ちょっと関西方面へ旅に出ているあいだに、師匠もそんな状況を満喫していたようです。
昨夜帰宅して、落ち着く間もなく「どう?どう?」と見せられたのが、これ。

2-24-1私が「保留」にしたままほったらかしにしてあった、着せ替え人形のセーラー服の改良版でした。

今回は、師匠が幼い日着せてもらった「紺のセーラー服に白いラインと白いスカーフ」をモデルに作ってみたそうです。
生地はスカートと同じデニム地を使っているのですが、制服っぽい感じでなかなかのかわいらしさです。

襟のVの深さが浅いほうが幼い感じ、深いほうが中学生の制服みたいです。

2-24-2後姿はこんな感じ。
おしゃべりがはずんでいるようです。


休み明け、ちょっと頭がぼーっとしています。
今日は、着せ替えの洋服などがんばって作って、週末の間にUPしたいなーと思っています。




2-18着せ替え人形に、セーラー服
ただ今試作中です。
失敗作を経て、後姿はそれらしくなってきました。

でも、前はまだまだ。
師匠と相談し、改良中です。

もう少々お待ちください。


セーラー服といえば、私の中学時代の制服がそれでした。
憧れの白い襟に白いスカーフ(または鮮やかなブルーのスカーフ)ではなく、身頃と同じ濃紺の襟に白のラインが2本、スカーフではなく細いリボン、というさわやかさとはかけ離れた、非常に不満足なものでした。

そんなことを思い出しつつ、さわやかでかわいらしいセーラー服を目指します。

着せ替え人形の34cmサイズ28cmサイズUPしました。

2-16-1おそろいの赤いスカーフです。
並ぶと、姉妹のような感じになります。

実はこの2人、髪の色もちょっと違うんです。
34cmサイズのほうが、少し明るい茶色でちょっと太めの毛糸を使っています。
くらべると、わかりやすいかなあと思って、2人一緒に撮ってみたのですが、画像が小さくて、違いがわかりませんね><
ごめんなさい。




<おしらせ>
2月22日と23日、メール返信、商品発送等の業務をお休みさせていただきます。
お正月以来の連休をいただきます^^

長年のサービス業生活のなごりで、どうも、土日には休む気になれません。
どちらかというと週末は気合が入る感じです。





手作りとちょっと離れるかもしれませんが、今日は、アイロンの温度設定について、です。

いつも、アイロンがけをするとき、素材によって温度を変えていますか?
高めの温度、低めの温度、と使い分けをしていても、それが何℃くらいなのか、意外に知らない方も多いと思います。

おおまかに考えれば、綿や麻などの天然繊維は熱に強く、アクリル等の化学繊維は熱に弱いです。
適切な温度でアイロンがけをしないと、繊維を傷めてしまうこともあるんですよ。


既製品のお洋服の商品タグには、洗濯やアイロンについての表示が付いています。
アイロンがけの前に確認してみてくださいね。

低・・・・・低温(80℃~120℃)アクリル・ナイロン・ポリウレタン・アセテート

中・・・・・中温(140℃~160℃)絹・毛・レーヨン・ポリエステル・キュプラ

高・・・・・高温(180℃~210℃)綿・麻

高温って、こんなに熱いんです。
低めの温度から様子をみて、上げていくのがいいのかもしれませんね。
やけどにも要注意です。


普段の家事でうっかり洋服を焦がしてしまう、なんてこともありますね。
熱い鍋を持つときにお行儀悪く、袖口を鍋つかみ代わりするときには、洋服の素材に要注意です。

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